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熊log

よく食べ、よく読み、日々を生きる

Hyderabad Marathon 2016を走ってみた。

8月28(日)にハイデラバードマラソン(ハーフの部)に出場し、無事に完走することができました。

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 この大会は今年で6回目を迎え、参加者は約1万2千人を超えており、海外からの招待選手も招くなど、インドのなかでも比較的大きな大会のようです。5km,10kmの部も用意されており、老若男女問わず、多くの人が参加していました。

 

インドに来てからはなかなか運動する機会もないので、運動不足解消のためにランニングを始めたのですが、何か目標を設定しようということでエントリーしました。

 

ハーフマラソンのスタート地点はハイデラバード市内中心部にあるフセイン湖西岸で、そこから市街地を西に向かってひたすら走ってゴール地点であるガチボウリ・スタジアムに向かいます。

 

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5時過ぎにスタート地点に着くとそこにはぎらぎらとライトに照らされたステージと明け方には似合わないヒンディーポップミュージックが鳴り響く中で、数百人の人々が激しくダンスを踊っていました。

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これがウォーミングアップだそうです。さすがダンスの国、インド。

準備運動の方法もそのテンションもだいぶ日本のそれとは異なります。

 

ハーフの部門には約6000人が参加していたそうで、スタート直後からしばらくは団子状態が続きます。

ちなみに、フルマラソンの出場者は800名ほど。フルの出場資格は、1)フルマラソンを1回以上完走、あるいは2)ハーフマラソンを2時間30分以内に完走、のいずれかの条件を満たすことで、それをエントリー時に示す(エビデンスをアップロード)必要があるため、参加できる人がそもそも少ないのかもしれません。(かくいう私も参加資格無し)

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ハイデラバードの街中は坂道ばかりで高低差の大きいコースで、後半は足がガクガクになりました。以下がコース別の高低差を示したグラフですが、単位がフィートなのでわかりづらいですが、ハーフの場合には30m~50mの上り下りが続きます。

 

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事前に昨年フルマラソンを走った方から「前半はペースを落とした方がよい」というアドバイスをいただいていたので、意識的に遅めに走ることを心掛けました。

 

6月にムンバイで初めてハーフマラソンを走った時には前半10kmを飛ばしすぎて後半はガクッとペースが落ちてしまい、最後は歩くのさえ辛いという苦い記憶があったのですが、今回は最後まで一定のペースをキープすることができました。

 

結果としては、タイムは2時間28分で、目標としていた2時間30分以内をぎりぎりで達成。なにより自分で決めたペースを守り切れたことがうれしかったです。

 

これまで学生時代を含めて長距離走というが大の苦手で、つらい・苦しいという記憶ばかりで、楽しみを見出すことなんてできませんでした。でも、今回のハーフを通じて、走ることの楽しさ・得られる充実感が少しだけわかった気がします。

 

月並みですが、他人に勝つことが目的ではなく、あくまでも相手は昨日までの自分。確かに、トレーニングを積んでいくなかで少しずつ走れる距離が伸びていくことで、日々の自分の成長を実感することができます。

 

走っていると「自分ってほんとに体力ないな」とがっかりすることのほうが多いですが、今回のように「やればできるじゃないか」と思える瞬間もあります。

 

学校にいても会社にいても、誰かと比べられること、また、ついつい自ら自分を誰かと比べてしまうことが多いのですが、こうやって純粋に自分と向き合える時間を持つことは大切だなと感じます。

 

この「自分と向き合う」って言葉は、吐くのは容易いけれど、なかなか具体的にどうすればよいかわからないものです。そんな時にランニングというのものには、否応なしに自分の「からだ」と「こころ」を見せつけさせられます。

 

苦しい、もう休みたい、、、ああ、歩いてしまった。。。

 自分で考えてる以上に、弱い体、なさけない心がそこにはあります。

そういえば、普段パソコンと向き合ってばかりだとついつい忘れがちですが、肉とか骨で出来てるんですね、わたし。

 

でもそんなこんなでへとへとになりながら走り切ったあとには、「この前より頑張ったぞ、自分!」とちょっぴり誇らしく思えてきたりする。誰かに褒められるわけでもなく、なんの役に立つわけでもないけれど、自分から自分へ送るちいさな、でもけっこう贅沢なご褒美。ランニングってそんなものでしょうか。